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宗教の分派と宗派がお葬式へと影響する理由

世界三大宗教

一般に世界三大といった形容がなされる場合、世界規模で上位三つを指すことが大多数を占めますが、世界三大宗教のうち、キリスト教とイスラームはそのまま信者の数で一位二位を占めるものの、仏教は世界三位の信者数を誇るヒンドゥー教に信者数で及ばず、国際知名度でユダヤ教に及ばないにもかかわらず、世界三大宗教の一角として数えられています。

これは、ヒンドゥー教とユダヤ教が共に民族宗教、すなわち特定民族のみを対象とした宗教であることや知名度が仏教に及ばないことによるところが大きく、世界三大宗教は民族の枠組みを超えた宗教のうち信者が多い宗教と捉えるのが正確で、ヒンドゥー教とユダヤ教は民族宗教であるがために世界三大宗教には数えられません。

宗教と宗派とお葬式

宗教は歴史が古いものほど宗派の派生が多く、宗派が多い傾向にあり、同じ宗教であっても宗派によって教義や目的が違うために儀礼にも差異が生じ、同じ仏教でありながらお葬式の作法が違うことも決して珍しくはありませんが、同宗教でこそあるものの、分派当時の宗教状況に不満を持った人物や異端とされた人物による宗派であることを考えれば、それも当然のことかも知れません。

特にお葬式への影響が大きい宗派の違いを見極める方法として、それまでの教義からの乖離が激しい宗派や宗教内の大派閥などを目安とすることが挙げられますが、一見似通っていても異なる可能性の拭えない教義やお葬式のような儀礼の作法には注意を払う必要があるため、特にお葬式に際しては、可能な限り事前に宗教と宗派をご遺族にお尋ねするか宗派ごとのルールをリストアップしておくなどの対策をとるべきです。


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